中部横断道8月29日開通 9月予定を前倒し

国土交通省は21日、中部横断自動車道の山梨-静岡区間が、8月29日に全線開通すると発表した。これまで9月開通の予定を公表していたが、夜間工事などが順調に推移したため、前倒しする。

未開通の下部温泉早川インターチェンジ(IC、山梨県身延町)-南部IC(同南部町)間の13・2キロが開通し、中央自動車道の双葉ジャンクション(JCT、同甲斐市)と新東名高速の新清水JCT(静岡市清水区)の74キロがつながる。

これまで国道52号利用の場合、165分かかった山梨県と静岡県の所要時間が95分に短縮される。清水港を活用した山梨県の農産品の海外輸出拡大や、富士山を囲む広域周遊観光ルート形成による活性化などが期待される。

開通日決定に静岡県の川勝平太知事は「静岡、山梨両県の結びつきが強化され、地域経済や観光交流の拡大など、〝ふじのくに〟の可能性を一層高める」との談話を発表。山梨県の長崎幸太郎知事も「国土の物流・人流の基軸になることが期待される。開通効果の最大限発揮に向け、取り組みを進める」とのコメントを出した。