インドネシアの邦人保護へ民間機特別便 21日に200人帰国へ

インドネシア・北スマトラ州で、新型コロナウイルス感染拡大防止のため封鎖された通り=15日(AP)
インドネシア・北スマトラ州で、新型コロナウイルス感染拡大防止のため封鎖された通り=15日(AP)

インド由来の新型コロナウイルス変異株「デルタ株」の感染が猛威を振るうインドネシアの在留邦人を保護するため、全日空の特別便が21日朝に日本企業の社員や家族ら約200人を乗せ、同国首都のジャカルタを出発する。同日午後に成田空港に到着する予定。25日には日本航空の特別便も向かう。

外務省などによると、今回の特別便は在留邦人保護のため、政府と航空会社が連携して実現。全日空は14日にも企業からの依頼を受けてチャーター便をインドネシアに運航し、約50人を乗せて帰国している。

インドネシアでは新型コロナ感染が急拡大しており、在インドネシア日本大使館によると、在留邦人の感染者数は累計約360人で、死者は20日時点で17人に上っている。

現地では一日も早く帰国をしてワクチン接種を望む声が高まっているが、政府は水際対策で入国者数を1日2千人、各航空各社で1週間当たり3400人までに制限。その影響でインドネシアでも日本行きの航空券を入手するのが困難な状況になっていた。

搭乗に当たっては、出国前72時間以内と入国時の陰性検査、入国後14日間の待機などを条件としている。