「新たな湾岸道路」の実現に向け大会 千葉知事「渋滞解消は課題」

新たな湾岸道路の必要性を強調した熊谷俊人知事=20日、千葉市中央区(小野晋史撮影)
新たな湾岸道路の必要性を強調した熊谷俊人知事=20日、千葉市中央区(小野晋史撮影)

東京都と千葉県の湾岸部を結ぶ新たな自動車専用道路の実現に向けた整備促進大会が20日、千葉市内で開かれた。県内ルートについて実現への鍵を握る計画段階評価に速やかに着手することや、東京湾最奥部の干潟である三番瀬の再生計画との整合性を図ることなどを盛り込んだ大会決議を全会一致で採択した。

大会冒頭、熊谷俊人知事は「湾岸地域では広範囲に慢性的な渋滞が発生し、解消は喫緊の課題だ。これだけの臨海工業地帯や経済拠点で、臨海部に基幹的な道路ネットワークがないのは全国でも千葉だけだ」などと必要性を強調。地元議員を代表し、自民党の松野博一衆院議員と阿部紘一県議が結束を呼びかけた。

新たな湾岸道路の県内ルートは、市川市の高谷ジャンクション周辺から千葉市の蘇我インターチェンジ(IC)、市原市の市原ICの各周辺を結ぶルートを想定。今回の決議では、早期実現に向けて県や関係市による期成同盟会を設立する方針も盛り込まれた。