校名差し止め訴訟が和解、「京都芸術大」への変更めぐり

大阪地・高裁=大阪市北区
大阪地・高裁=大阪市北区

京都造形芸術大(京都市左京区)による「京都芸術大」への校名変更は混乱を招くとして京都市立芸術大(同市西京区)が、京都芸術大を運営する学校法人「瓜生山(うりゅうやま)学園」(左京区)に名称の使用差し止めを求めた訴訟の控訴審は20日、大阪高裁で和解が成立した。双方が明らかにした。

和解条項によると、学園側が「京都芸術大学」「Kyoto University of the Arts」の名称を使用する代わりに、「京都芸大」「京芸」の略称は京都市立芸術大側のみが使えるとした。

学園は昨年4月に校名を京都芸術大に変更。同年8月の大阪地裁判決は「市立」の有無で呼び方が異なるのは明らかで、市民らが類似のものとして受け取る恐れはないと判断、京都市立芸術大側が敗訴していた。