同僚の水筒へ猛毒の液体入れる、30歳女を起訴 - 産経ニュース

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同僚の水筒へ猛毒の液体入れる、30歳女を起訴

兵庫県警本部=神戸市中央区
兵庫県警本部=神戸市中央区

猛毒の「リシン」を含む液体を同僚男性の水筒に入れたとして、神戸地検は20日までに器物損壊罪で、兵庫県加古川市の会社員、塚下涼子容疑者(30)を起訴した。リシンは致死量ではなく、男性に健康被害はなかった。男女間のトラブルがあったとみられる。

起訴状によると、3月22日と同26日、勤め先の神戸市長田区の会社事務所で、同僚男性(40)の水筒に人体に有害なリシンやナファゾリンを含む液体を入れ、水筒を使用不能にしたとしている。

捜査関係者によると、男性が水筒の異臭と飲料の味に違和感を覚え、職場で見張っていたところ、塚下被告が水筒に液体を入れるのを目撃。兵庫県警長田署に被害届を出し、同署が6月に器物損壊容疑で逮捕していた。

リシンはひまし油の原料にもなるトウゴマの種子に含まれる猛毒の植物性タンパク質。塚下被告の自宅からはトウゴマの種子が見つかり、栽培してリシンを抽出していた可能性が高いという。米国では2013年、当時のオバマ大統領宛てにリシン入りの郵便物が送付される事件があった。