三井住友銀、大阪にスタートアップ支援拠点 エコシステム構築目指す

スタートアップ支援について説明する三井住友銀行の角元敬治副頭取=大阪市中央区 (岡本祐大撮影)
スタートアップ支援について説明する三井住友銀行の角元敬治副頭取=大阪市中央区 (岡本祐大撮影)

三井住友銀行は、創業から間もない「スタートアップ」企業を支援する拠点を大阪・梅田に開設したことを明らかにした。角元敬治副頭取が産経新聞とのインタビューで述べた。大企業や大学とのマッチングなどを通じ、成長した企業が新たなスタートアップへ投資する好循環を生む「エコシステム(生態系)」の構築を目指す。

新たな拠点「Startup Hub Umeda(スタートアップ・ハブ・ウメダ)」は4月、大阪市北区の梅田法人営業部が入るオフィス内に開設。大企業と引き合わせるイベントなどを開催しており、今後は大学など研究機関との連携も深める。

角元氏は「エコシステム構築はメガバンクだけで抱え込む必要はない」とし、関西を地盤とする複数の地域金融機関が参加するセミナーを開催していると明らかにした。

また、関西成長戦略室を新設。角元氏は2025年大阪・関西万博に向けてキャッシュレスや水素などの新産業創出に期待がかかるとし、「万博をイベントで終わらせず、関西の成長につなげなければならない」と強調した。

同行は昨年9月にも神戸本部ビル(神戸市)内にスタートアップ支援拠点「hoops link kobe(フープス・リンク・コウベ)」を開設しており、両拠点の連携も進める。