「中国で中東和平協議を」 王毅外相、影響拡大狙う

中国の王毅国務委員兼外相(共同)
中国の王毅国務委員兼外相(共同)

中国の王毅(おう・き)国務委員兼外相は18日、パレスチナとイスラエルが和平に向けた直接協議を中国で開くことを呼び掛けた。訪問先のエジプトでシュクリ外相やアラブ連盟のアブルゲイト事務局長と会談した際の発言を中国外務省が19日発表した。

中東での外交的な影響力を拡大する狙い。中国はこれまでも中国での和平協議開催を呼び掛けてきたが、エジプトなどとの連携を示して発言力を増す考えとみられる。

王氏とシュクリ氏は中国とエジプトの関係強化でも一致。王氏は「双方は内政干渉や新冷戦の動きに反対するべきだ」と強調して米国を牽制(けんせい)した。

シュクリ氏も「香港、新疆(しんきょう)ウイグル自治区、台湾、チベット自治区といった問題をめぐり外部勢力が中国の内政に干渉することに、エジプトは断固反対する」と述べたという。(共同)