東京五輪・パラリンピックでセネガルのホストタウンに登録していた大阪府和泉市は、同国代表選手との事後交流の中止を明らかにした。6月末、同国側から訪問できない旨の連絡があったという。
市は、競技終了後にセネガル代表選手が同市を訪れ、小中学生と交流する計画を立てていた。だが、新型コロナウイルスの影響で同国代表選考の遅れなどから情報が得られず、具体的な予定が立てられていなかった。
受け入れには6月中に手続きを進める必要があり、同国の駐日大使館を通じて意向を確認したところ、同市を訪問できないことが伝えられた。今後は、オンラインを通じた交流を検討しているという。
市の担当者は「代表選手との交流が児童、生徒たちの刺激になったはずだっただけに中止は残念」と話していた。