米国の10代体操選手が感染 千葉・印西で事前キャンプ中

国立競技場=東京都新宿区(鴨川一也撮影)
国立競技場=東京都新宿区(鴨川一也撮影)

千葉県印西市は19日、市内で東京五輪の事前キャンプを実施している米国の女子体操選手団のうち10代の選手1人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表した。

同市によると、米国の女子体操選手団は選手10人、スタッフ18人の計28人。14日から入国し、陽性と判明した選手は15日に入国した。事前キャンプ期間中、選手団は唾液によるスクリーニング検査などを毎日実施。感染が確認された選手は18日に陽性疑いとされ、19日の正式なPCR検査で陽性と判定された。

選手は宿泊施設に待機中という。保健所は選手団のうち1人が濃厚接触者に該当すると判断。宿泊場所で待機しているという。

米国の女子体操選手団26日まで市内で事前キャンプを実施の予定で市内の順天堂大学さくらキャンパスを練習会場にし、宿泊は市外だった。選手団のうち、競技に出場する代表選手は19日に選手村に入村したという。

同市は、陽性と確認された選手の行動範囲は、宿泊施設と練習会場間の移動のみで、それ以外の場所には行っていないとしている。また、陽性と確認された選手はワクチンを2回接種して入国した。選手団の入国時には、陰性証明の提出が必須となっていたが、この選手の陰性証明も出ていたという。

同市の板倉正直市長は「陽性者が1人確認されたことは、非常に残念。陽性者への対応は、保健所などの関係機関と綿密な連携の上、適切に行う」とコメントした。