御朱印巡り

目指すは神社界の〝コンビニ〟 新潟県燕市 戸隠神社

戸隠神社の御朱印は中央に「岩戸開き」と書かれているのが特徴だ(本田賢一撮影)
戸隠神社の御朱印は中央に「岩戸開き」と書かれているのが特徴だ(本田賢一撮影)

当初別の場所にあった神社は江戸時代の天和3(1683)年、現在の場所に移された。それから300周年に当たる昭和58(1983)年、長野の戸隠神社から分霊を受け、正式な分霊社になった。

祭っているのは、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が隠れた天の岩戸をこじ開けたとされる大力の神・天手力男命(あめのたぢからおのみこと)、岩戸神楽を創案し、岩戸を開くきっかけになったとされる神・天思兼命(あめのおもいかねのみこと)とその子供で開墾の神・天表春命(あめのうわはるのみこと)だ。

通常、御朱印の中央には神社名を書くことが多いが、戸隠神社では「岩戸開き」と書くのが特徴だ。その理由を渡邉禰宜はこう説明する。

「天照大御神は弟の乱暴さに怒って天の岩戸に隠れ、世の中は暗闇に包まれた。その岩戸を天手力男命らが開いたことで、世の中は明るさを取り戻した。神社から世の中に光を届けなくてはいけないとの思いから、『岩戸開き』と書いている」

コロナ禍の中、時代はまさに光を必要としている。(本田賢一)

戸隠神社】 新潟県燕市宮町3の1。JR弥彦線燕駅から徒歩5分。北陸自動車道三条燕インターチェンジから車で10分。毎年、5月と9月の第3日曜日に春と秋の例大祭が行われる。ツバメをモチーフにした「つばくろちゃん」が神社公式ゆるキャラ。御朱印の初穂料は300円。電話0256・62・2747。