御朱印巡り

目指すは神社界の〝コンビニ〟 新潟県燕市 戸隠神社

新潟県燕市の戸隠神社。長野市の戸隠神社の国内唯一の正式分霊社だ(本田賢一撮影)
新潟県燕市の戸隠神社。長野市の戸隠神社の国内唯一の正式分霊社だ(本田賢一撮影)

全国の神社で唯一、長野市の戸隠神社から正式に分霊を受けている新潟県燕市の戸隠神社。地域の総鎮守としてさまざまな悩みや願いに応えたいと、〝神社界のコンビニ〟を目指している。

境内には本社である同神社とは別に、3つの神社が建立されている。穀物の神・倉稲魂命(うかのみたまのみこと)を祭った幸福稲荷社、学問の神・菅原道真公を祭った戸隠天満宮、全国的にも珍しい菓子の神様・田道間守命(たじまもりのみこと)を祭った菓祖(かそ)社だ。

渡邉大蔵禰宜(ねぎ)(47)は菓祖社について、「地元の老舗菓子店から境内でお菓子の神様を祭らせてほしいとの申し出があり、建立したのが始まり。今では地元の菓子組合が業界の守り神として祭っている」と説明。県内外からスイーツファンも参拝に訪れているという。

戸隠天満宮には多くの受験生が合格祈願に訪れる。

戸隠神社の歴史は約500年前まで遡(さかのぼ)る。地元の岡部家の人間が当時、燕市内を流れる中ノ口川に流れ着いたほこら(神を祭る小さな社)を祭ったのが始まりとされる。ほこらにツバメが多くとまっていたことから、燕市という地名が生まれた。