祇園祭’21

AIカメラが混雑判別 山鉾連合会が警備システムの実証実験開始

端末で混雑状況を確認する警備員。提灯の横に設置されたAIカメラで分析している=京都市下京区
端末で混雑状況を確認する警備員。提灯の横に設置されたAIカメラで分析している=京都市下京区

祇園祭山鉾(やまほこ)連合会は、宵山期間(14~16日)にAI(人工知能)カメラを使った警備体制の実証実験を始め、15日に報道陣に公開した。四条烏丸交差点近くに1台を設置し、混雑状況を即座に把握して警備員の効率的な配置を行う。

連合会によると、期間中の警備に携わるのは、警察官と民間警備員の計約6500人。時間帯などで人の流れが異なるため、適切な配置が課題となっていた。

実験では、撮影映像を解析して、人の動きや密集具合を判別し、周辺の警備員の携帯端末に連絡する。システムは、新型コロナウイルスの密集対策にも対応しており、感染リスクが高まった場合には警備員が駆け付けて分散を呼びかける。

連合会の山口敬一事務局長は「混雑が予想される際にすぐに駆け付けることができる。事故防止と効率的な運用につなげたい」と話した。(秋山紀浩)

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