習氏、米念頭に「デカップリング」を牽制

オンライン形式で開かれたAPECの非公式首脳会議に臨む中国の習近平国家主席=16日、北京(新華社=共同)
オンライン形式で開かれたAPECの非公式首脳会議に臨む中国の習近平国家主席=16日、北京(新華社=共同)

【北京=三塚聖平】中国の習近平国家主席は16日夜、オンライン形式で開いたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の非公式首脳会議で、バイデン米政権による「対中包囲網」を念頭に「デカップリング(切り離し)をすべきではない」と主張した。

習氏はまた、途上国の新型コロナウイルス対策を支援するため、今後3年間で30億ドル(約3300億円)の国際援助を行うと表明。発展途上国に対し、新型コロナワクチンを5億回分提供したという成果を誇示した。

習氏は「アジア太平洋は、世界経済の成長の重要なエンジンだ」と強調。巨大経済圏構想「一帯一路」や、地球温暖化対策を進めていく考えを示した。