ウガンダ選手団1人行方不明に 五輪出場逃し帰国予定

メンバー1人が行方不明になっているウガンダの選手団=7日午前、大阪府泉佐野市(彦野公太朗撮影)
メンバー1人が行方不明になっているウガンダの選手団=7日午前、大阪府泉佐野市(彦野公太朗撮影)

大阪府泉佐野市は16日、東京五輪の事前合宿で市内に滞在中のウガンダ選手団のうち、重量挙げのジュリアス・セチトレコ選手(20)が行方不明になったと発表した。市は府警泉佐野署に通報し、市内を捜索している。

市によると、同日午前0時半ごろ、滞在先のホテルにいたのをコーチが確認しているという。選手団が毎日午前中に採取することになっている新型コロナウイルスのPCR検査の検体が正午を過ぎても提出されていなかったため、市職員が部屋を確かめたところ、いなくなっていることに気づいた。

セチトレコ選手は世界ランキングが下がり、オリンピックに出場できなくなったため、コーチらと20日夜の成田空港発の便で帰国する予定だった。PCR検査では、入国時から15日の検体まで陰性だったという。

選手団の外出はホテルと練習会場との往復に限られている。ホテルで使用できるエレベーターの付近には市の業務委託先のスタッフが24時間、最低1人は待機していたという。

行方不明者が出たことを受け、市は市役所内の全職員に「協力できる人は行ってください」と呼びかけ、夜まで捜索を続けた。担当者は「市民に不安を与えて申し訳ない」と話した。

ウガンダ選手団は計9人。6月19日に来日したが、成田空港検疫や泉佐野市内の宿舎でのPCR検査で2人の陽性が判明し、7月6日まで待機が続いた。7日から市内の施設などで練習を始めていた。