五輪開会式の楽曲制作 小山田さんいじめ謝罪

小山田圭吾さん
小山田圭吾さん

東京五輪の開会式で楽曲制作の担当に起用されたミュージシャンの小山田(おやまだ)圭吾さんが16日、過去に雑誌のインタビューで告白した、学生時代のいじめについて謝罪する文章をツイッターなどに掲載した。大会組織委員会は同日、「引き続き最後まで準備に尽力していただきたい」と辞任や解任はしない方針を示した。

小山田さんは謝罪文でクラスメートや近隣学校の障害のある生徒へのいじめなどを認め「深い後悔と責任を感じております」とし、開会式への関与については「不快な印象を与えてしまうことを心から申し訳なく思います」としている。

今月14日、組織委が小山田さんの起用を発表後、雑誌での発言がインターネット上で取り上げられ、「致命的な人選ミス」などと批判の声が上がっていた。

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