リベンジの北京五輪へ スノーボード女子、鬼塚雅がリセットすることで深めた自信(1/2ページ) - 産経ニュース

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リベンジの北京五輪へ スノーボード女子、鬼塚雅がリセットすることで深めた自信

ジャンプ練習施設で調整を続ける鬼塚雅
ジャンプ練習施設で調整を続ける鬼塚雅

スノーボードの女子スロープスタイルとビッグエアで、北京冬季五輪出場を目指す鬼塚雅が、国内で調整を続けている。1月には、ビッグエアの大会で女子として初の大技を着地するなど、五輪でのメダル獲得へ視界は良好。不完全燃焼に終わった2018年の平昌五輪後、練習スタイルや用具などをリセットして成績を向上させてきた22歳は、リベンジとなる北京冬季五輪で、2種目でのメダル獲得を見据えている。

梅雨時期の小雨がぱらつく中、回転の感覚を確かめながら何度も飛び上がる。北京冬季五輪に向け、鬼塚は国内にあるスキーやスノーボードのジャンプ練習施設で調整を進めている。「毎日のようにずっと滑っています」。笑顔を見せながら、大目標を見据える。

北京冬季五輪のプレシーズンとなった20年~21年シーズンは「成績を考えずに新しいことに挑戦できる最後の年だった」。特にビッグエアでは、女子で最高難度の「キャブダブルコーク1260」(逆スタンスで回転軸を斜めにして縦2回転、横3回転半)に取り組み、1月の冬季Xゲームでは女子では世界で初めて実戦で着地して見せた。「挑戦するだけでいいかなと思っていたけど、着地できた。後は完成度を高めるだけなのでいい準備ができているかな」。3月の世界選手権では銅メダルに輝き、手ごたえを得た。

一方、スロープスタイルはワールドカップ(W杯)での10位が最高だったが、「課題が見つかってよかった」とみる。ジブ(障害物)のセクションで練習不足を痛感したといい、今後は練習頻度を増やすことで対応していきたい考えだ。

熊本出身。5歳から福岡の屋内スキー場に通って研鑽を積んだ。小学1年のときに国内大会で優勝するなど若くして脚光を浴び、15年には16歳でスロープスタイルの世界選手権で優勝。18年平昌五輪はメダル候補として挑んだが、まさかの結果が待っていた。