ロイター写真記者が死亡 アフガン、従軍中に銃撃戦

アフガニスタン南部カンダハル州スピンブルダクで16日、国軍に従軍していたロイター通信の写真記者、ダニシュ・シディキ氏が反政府武装勢力タリバンとの銃撃戦に巻き込まれ、死亡した。ロイターが伝えた。

スピンブルダクは隣国パキスタンとの国境近くの町。シディキ氏は今週初めから国軍特殊部隊に従軍し、16日に腕を負傷したとの連絡があったが、手当てを受けた後、取材を再開していたという。

4月下旬に駐留米軍が完全撤退を始めて以降、タリバンは全土で攻勢を強め、全地区の半数以上を支配下に置いたとされる。今月14日にはスピンブルダクを「制圧した」と主張。国境周辺では激しい戦闘が続いている。

シディキ氏は2018年、ミャンマーのイスラム教徒少数民族ロヒンギャ難民らを取材し、優れた報道をたたえるピュリツァー賞の特集写真部門を受賞したロイターチームの一員だった。(共同)