独・ベルギー洪水 死者110人超す

16日、ドイツ西部ノルトライン・ウェストファーレン州で、倒壊した家屋の残骸(AP)
16日、ドイツ西部ノルトライン・ウェストファーレン州で、倒壊した家屋の残骸(AP)

【パリ=三井美奈】西欧でドイツを中心に豪雨による洪水が広がり、ロイター通信によると、16日までに110人以上が死亡した。

被害が大きいのは、ドイツ西部のラインラント・プファルツ州。14日からの降雨で河川が氾濫し、家屋や道路が濁流にのみ込まれた。同州や隣接するノルトライン・ウェストファーレン州などでは16日、住民約1300人の安否確認ができなくなり、軍が出動して救助作業を続けた。死者はドイツだけで90人以上になっている。

隣国ベルギーでは、ドイツに近い東部で、少なくとも15人が死亡した。オランダでも、浸水被害が広がった。

訪米中のメルケル独首相は15日、バイデン米大統領との共同記者会見で、「救助隊が全力をあげている」と述べ、被災者への支援を約束した。