大阪知事「差し迫った危険ある」 不自由展開催で不満も

大阪府の吉村洋文知事=16日午後
大阪府の吉村洋文知事=16日午後

大阪府の吉村洋文知事は16日、府立労働センター(エル・おおさか、大阪市中央区)で「表現の不自由展かんさい」が始まったことを受け「明らかに差し迫った危険があるという認識は今も変わっていない」と述べた。その上で「利用者の安全を確保するために警備体制を強化している」とした。府庁で記者団に答えた。

センターの指定管理者による利用承認の取り消しをめぐっては、大阪地裁に続き大阪高裁が15日、会場の利用を認める決定をした。指定管理者側はこれを不服として、最高裁に特別抗告した。

吉村氏は「法治国家である以上、裁判所の決定には従わざるを得ない」と述べる一方、会場周辺で反対派と賛成派の双方が抗議活動を展開していることなどを念頭に「なぜ利用者がリスクを負わないといけないのか」と不満もにじませた。

■大阪で表現の不自由展開幕 反対派・賛成派集まり騒然