解体現場で重機倒れ1人けが 大阪

重機が倒れた大阪市中央区の現場付近=16日午前9時3分
重機が倒れた大阪市中央区の現場付近=16日午前9時3分

16日午前7時半ごろ、大阪市中央区島之内2丁目で「解体現場の足場が崩れて重機が倒れた」と通行人から119番があった。大阪市消防局や大阪府警南署によると、重機の中に閉じ込められた40代の男性作業員を駆け付けた消防隊が救出した。男性はけがをして搬送されたが、意識はあるという。

署によると、重機のあった建物では解体工事が進んでいた。重機は電線を巻き込み、向かい側の建物に接触した。署は原因を調べる。

近くの駐車場にいた建設作業員、宮崎剛さん(52)は「雷かと思うくらいの大きな音が聞こえた。もし下にいたらと思うと怖い」と不安げに現場を見つめた。

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