「ゴールデングローブ賞」に批判　主催団体の人種に偏り、金権体質も

米アカデミー賞の行方を占う映画賞「ゴールデングローブ賞」の主催団体、ハリウッド外国人記者協会（ＨＦＰＡ）が批判の的となっている。今年に入り会員の人種構成が偏っていることや倫理的な問題が指摘され、ＨＦＰＡは改革を誓った。だが、改革は途上にあるとして、テレビ局や俳優などが距離を置き始めている。

黒人ゼロ、金権体質

批判のきっかけとなったのは、米紙ロサンゼルス・タイムズの２月の報道。８７人の会員に黒人が１人もいないことなどが詳細に伝えられたのだ。