なでしこ、侍、雷神…五輪までに覚えたい「○○ジャパン」

野球の 国際大会「プレミア12」決勝で韓国を破り、優勝した「侍ジャパン」=令和元年11月、東京ドーム(荒木孝雄撮影)
野球の 国際大会「プレミア12」決勝で韓国を破り、優勝した「侍ジャパン」=令和元年11月、東京ドーム(荒木孝雄撮影)

東京五輪は23日の開会式を前に、21日にソフトボールとサッカー女子で競技が始まる。サッカー女子代表の愛称はご存じ「なでしこジャパン」。では、ソフトボール代表の愛称を即答できるだろうか。答えはシンプルに「ソフトジャパン」。実は「なでしこジャパン」の成功をきっかけに、多くの競技で日本代表チームに同様の愛称がつけられている。五輪開幕を前に数多い「○○ジャパン」をまとめてみた。

「さむらい」の元祖は?

「なでしこジャパン」は数ある日本代表の愛称の中で、最もよく知られているものの一つだろう。2004年アテネ五輪を前に、日本女性の美称である大和なでしこから名付けられた。その後、11年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で世界一に輝いて一気に知名度が上がり、この年の新語・流行語大賞も受賞した。

大成功した「なでしこジャパン」は、2つの点でその後に続く愛称のひな型となった。「公募」と「日本的」だ。「なでしこジャパン」は2700件の応募の中から選ばれたが、ファンに親しんでもらうためにも、多くは協会が一方的に決めるのではなく公募する形がとられている。

日本的なイメージを持つ言葉を愛称に選ぶケースも増えた。代表的なのが、海外でも認知度が高い「侍」。平成20年に決められた野球代表の「侍ジャパン」が思い浮かぶが、ホッケー男子代表の「サムライジャパン」(命名当初は「さむらいジャパン」)の方が先だ。サッカー男子代表も「サムライブルー」で知られるが、こちらは五輪に出場するU―24(24歳以下)代表ではなく、フル代表の愛称だ。

日本を代表する花である「桜」も人気が高く、ホッケー女子代表は「さくらジャパン」。7人制ラグビー女子代表は「サクラセブンズ」と名付けられている。

男子は闘いの神、女子は幻の花

競技のイメージに沿ったネーミングもある。水中を華麗に舞うアーティスティックスイミング代表は人魚のイメージから「マーメイドジャパン」で、新体操は妖精とスポンサー企業名から「フェアリージャパンPOLA」。ギリシャ神話の海の神からとった「ポセイドンジャパン」は水球代表だ。競泳代表の「トビウオジャパン」は、戦後間もない時期に世界新記録を連発した古橋広之進が「フジヤマのトビウオ」と呼ばれたことから、大海原を突き進む力強い泳ぎをイメージしている。

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