県幹部、官製談合認める 秋田地裁の初公判

秋田県庁
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秋田県発注工事の入札をめぐり、最低制限価格の算出に必要な情報を業者に漏らし落札させたとして、官製談合防止法違反などの罪に問われた県建設政策課政策監の藤谷学被告(58)は15日、秋田地裁(柴田雅司裁判長)で開かれた初公判で起訴内容を認めた。

公競売入札妨害の罪に問われた業者「秋田デイックライト」の元相談役、水野定秋被告(71)も起訴内容を認めた。

検察側は冒頭陳述で、当該工事は大規模で多額の利益が見込まれていたと指摘。入札に際し、最低制限価格の算出に難航していることを知った水野被告が、約30年間付き合いのある藤谷被告に依頼して、工事費などを聞き出したとした。

起訴状などによると、藤谷被告は北秋田地域振興局建設部長だった昨年5月、県発注の道路工事2件の条件付き一般競争入札に関する情報を水野被告に教え、秋田デイックライトと別会社がそれぞれ最低制限価格と同額で落札したとしている。

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