池袋公判

夫の松永拓也さん、意見陳述全文

7、被告人に望む刑について

私は、実刑判決が出ると信じています。しかし、高齢や健康状態を理由に収監されないかもしれません。被告人側もそれを見越しての無罪主張でしょうか。2人の尊い命や、未来はもう戻らず、被告人が責任を取りきれることはありません。だから、せめて重い実刑判決でないと、私達遺族は到底納得できないし、社会に大きな禍根を残すことになると思います。

人を憎み続けることは辛いことです。私は元々、人を責めるのは好きではありません。真菜と莉子の穏やかで、人を愛する人柄を想うと憎みたくない。せめて命と向き合ってほしい。でも、被告人に心を踏みにじられ続ける。2年間、ずっと私は葛藤してきました。葛藤の末、今こう思っています。被告人は、刑務所に行かなければ罪と向かうことは出来ない。刑務所に行き、命や無念と向き合う時間を持つことが、真の意味で心からの償いになると。

真菜と莉子の命は、戻りません。飯塚被告によって感情を逆なでされ続けた私達の心も、決して元には戻らないでしょう。怪我をされた多くの方々をはじめ、私たち遺族が今後少しでも回復し、前を向いて生きていくためにも、裁判所には重い判決を下していただきたいです。

以上より、被告人には重い実刑判決を望みます。以上

飯塚被告に禁錮7年求刑

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