強制わいせつ致傷で無罪 千葉地裁判決、男性3人に

知人女性にわいせつな行為をし、けがを負わせたとして、強制わいせつ致傷罪に問われた20代の男性被告3人の裁判員裁判で、千葉地裁は15日、「事件性を認めるには合理的な疑いが残る」として、いずれも無罪判決を言い渡した。求刑は懲役3年だった。

昨年8月、同県内で女性の背後から胸を触るなどのわいせつな行為をし、逃げようとした女性を転倒させけがを負わせたとして起訴されていた。

判決理由で岡部豪裁判長は、同級生だった被告らに飲食に誘われた際、被害を受けたとする女性の証言に関し「具体性や一貫性に欠け、証拠と整合しない。信用性に疑問が残る」と指摘。一方、被告3人の供述は行動経過を客観証拠に沿って説明でき、おおむね信用できるとし、肩を抱くなどしていたが、強制わいせつ罪を構成する行為ではなかったと判断した。

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