スポーツ庁の室伏広治長官は15日の定例記者会見で、日本オリンピック委員会(JOC)が東京五輪の金メダル目標を史上最多の30個としていることに「国は過去最高の金メダル獲得の支援に取り組んできた。期待はしたい。ただ、どんな結果であろうとも、選手自身が納得することが大切」と述べた。
2004年アテネ五輪の陸上男子ハンマー投げ金メダリストの室伏長官は「(選手は)本当に大変な思いをしてここまで来た。少しでもスポーツの素晴らしさや感動を届けてくれることを願っている」と話した。
大半が無観客となったことは「致し方ない」とし「安全安心最優先の大会が実現するよう関係者が一丸となって臨むことが大切。しっかりバックアップしていきたい」と語った。