池袋暴走事故公判結審詳報

飯塚被告に禁錮7年求刑

池袋暴走事故の実況見分に立ち会う飯塚幸三元院長=2019年6月13日午前、東京都豊島区(納冨康撮影)
池袋暴走事故の実況見分に立ち会う飯塚幸三元院長=2019年6月13日午前、東京都豊島区(納冨康撮影)

東京・池袋で平成31年4月、乗用車が暴走し母子2人が死亡、9人が負傷した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三被告(90)の公判が15日、東京地裁(下津健司裁判長)で開かれ、検察側は飯塚被告に対し、禁錮7年を求刑した。

事故では松永真菜さん=当時(31)=と長女、莉子ちゃん=同(3)=が死亡した。

昨年10月の初公判で飯塚被告は「心からおわび申し上げる」と遺族に謝罪したが、公判では一貫してアクセルとブレーキの「踏み間違えはなかった」などと主張。

今年6月に行われた被告人質問でも、被害者参加制度を利用して公判に臨んできた真菜さんの夫、拓也さん(34)らが直接、飯塚被告に質問したが、無罪主張を崩していなかった。

【池袋暴走事故公判結審詳報】 (1)被害者父が陳述「真菜は私にそっくりでした」