日本で半導体生産検討 台湾TSMC供給不足対応 - 産経ニュース

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日本で半導体生産検討 台湾TSMC供給不足対応

台湾TSMCのロゴ=1月19日、新竹市(ロイター)
台湾TSMCのロゴ=1月19日、新竹市(ロイター)

世界的半導体メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)は15日、日本で半導体を大量生産する計画について検討を進めていることを示唆した。半導体は最近の世界的な供給不足で争奪戦が激化しており、日本に生産拠点ができれば、国内の製造能力向上に貢献しそうだ。

TSMCは世界トップの半導体技術を有している。台湾メディアによると、魏哲家最高経営責任者(CEO)は2021年4~6月期決算発表で、生産拠点を日本に設けることに関し「顧客の要求やコストに関する検討が必要だ」と述べた。具体的な地名には言及しなかった。

半導体不足は自動車などを中心に世界で生産や出荷が滞るなど、新型コロナウイルス禍からの景気回復に水を差している。需要が高まる中、TSMCは今後3年間で1千億ドル(約11兆円)を投入して生産能力を増強させる方針を既に打ち出しており、半導体業界をリードしていく構えだ。(共同)