孤独対策でEU、豪と会談へ 20日、坂本担当相

坂本哲志1億総活躍担当相(代表撮影)
坂本哲志1億総活躍担当相(代表撮影)

政府の「孤独・孤立」対策を担当する坂本哲志1億総活躍担当相が20日に欧州連合(EU)とオーストラリア政府の幹部とそれぞれ会談することが14日、分かった。いずれも相手側が新型コロナウイルスで深刻化する孤独・孤立問題を国際的な課題と位置づけて日本側に会談を申し入れた。複数の政府関係者が明らかにした。

EUとは地域課題などを担当する欧州委員会のシュイツァ副委員長とオンライン形式で会談する。加盟国の孤立に関する調査を検討するEU側が、日本政府の取り組みを参考にするため会談を申し入れた。日本側は12月以降に予定している孤独・孤立の実態把握のための全国調査や民間非営利団体(NPO)への支援などについて説明する。EUは新型コロナ対策でロックダウン(都市封鎖)を行った国もあり、社会的孤立が問題化している。

坂本氏はまた、東京五輪に合わせて来日中のオーストラリアのコルベック・スポーツ相と対面形式で会談する。コルベック氏はスポーツのほか、高齢社会対策を担当しており、先進国で最も高齢化率が高い日本の孤独・孤立対策を参考にするため会談を要望したという。