局地的豪雨へ備え 冠水危険の261地点公表 埼玉

埼玉県内の「道路冠水注意箇所」を示した地図(国土交通省大宮国道事務所提供)
埼玉県内の「道路冠水注意箇所」を示した地図(国土交通省大宮国道事務所提供)

局地的豪雨による被害が全国で相次ぐ中、国土交通省の大宮国道事務所(さいたま市)と北首都国道事務所(埼玉県草加市)は、道路上の冠水が起きやすい地点を記した地図をホームページで公開した。埼玉県内の国道や県道、市道などの261カ所を「道路冠水注意箇所」として掲載しており、冠水などの際は無理な通行をやめるようドライバーに求めている。

注意箇所として挙げられた地点の多くは、大きな道路や線路の下をくぐり抜ける構造になった「アンダーパス」と呼ばれる場所だ。局地的豪雨などの際、急速に雨水が集まって道路が冠水する危険性が高く、無理やり車で通ろうとするとエンジンが停止して立ち往生する恐れがある。

アンダーパス部に加え、昨年8月の豪雨で冠水したさいたま市大宮区三橋の国道17号など、緩やかな傾斜があるため冠水しやすくなっている地点も掲載した。

国交省は、アンダーパス部の手前に標識や電光掲示板を設置するなどしてドライバーに警戒を促している。大宮国道事務所の担当者は「流されてきたごみが詰まって排水できなくなり、道路が冠水することも多い。豪雨の際のパトロールを強化し注意喚起を図っていきたい」と話した。

両事務所のホームページでは、埼玉県内の国道16号と17号の計12カ所、国道298号の13カ所に設置されたテレビカメラの画像も確認できる。いずれも10分ごとに更新されるため、荒天の際に出かける場合は確認するよう呼び掛けている。(兼松康)

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