国民の自衛官に9人1部隊 ブルーインパルスなど

スモークを引きながら編隊を組むブルーインパルス(赤塚聡さん提供)
スモークを引きながら編隊を組むブルーインパルス(赤塚聡さん提供)

災害派遣や国際貢献、国民に感銘を与える行動で著しい功績のあった自衛官を顕彰する「第19回国民の自衛官」(フジサンケイグループ主催、産経新聞社主管、防衛省協力)の選考が有識者ら7人によって行われ、9人1部隊の受章者が決定した。

陸、海、空それぞれの専門分野で功績のあった自衛官や部隊が推薦され、令和2年4月から3年3月までの功績をもとに選考を実施した。新型コロナウイルス対策を徹底するため、対面形式の選考会開催は見送り、書類選考を行った。

危機に即応する自衛隊の役割が一段と高まっていることを踏まえ、自己犠牲の精神での人命救助、社会との絆を強める活動、自衛官としての努力や成果などが重視された。

航空自衛隊からは、新型コロナ対応にあたる医療従事者への感謝を示すため、昨年5月に東京上空でアクロバット飛行を披露した「ブルーインパルス」(第4航空団飛行群第11飛行隊)らが受章。同隊は今月23日の東京五輪、来月24日のパラリンピックそれぞれの開会式当日にも都内を飛行する。

海上自衛隊からは、新型コロナ感染症対策のチーム長として、都内第1波への現場対応に奔走した自衛隊佐世保病院の医官らが受章した。陸上自衛隊からは、令和元年の台風19号に伴う福島県への災害派遣活動で、浸水被害区域でボートを効果的に使用し、被災者91人を救助した陸曹長らが選ばれた。

受章した自衛官と部隊は次の通り。

【陸上自衛隊】第1飛行隊(東京・立川)岡崎正典(おかざき・まさのり)3等陸佐(50)▽東部方面後方支援隊第102不発弾処理隊(東京・朝霞)中森勇(なかもり・いさむ)2等陸尉(53)▽第44普通科連隊(福島・福島)添田一義(そえた・かずよし)陸曹長(47)

【海上自衛隊】横須賀警備隊(神奈川・横須賀)新仁司(あたらし・じんじ)准海尉(52)▽徳島航空基地隊(徳島・徳島)米倉壽朗(よねくら・としろう)1等海尉(52)▽自衛隊佐世保病院(長崎・佐世保)田村格(たむら・かく)1等海佐(48)

【航空自衛隊】西部航空警戒管制団第19警戒隊(長崎・海栗島)小宮勇二(こみや・ゆうじ)1等空曹(47)▽第5高射群整備補給隊(沖縄・那覇)内田真一(うちだ・しんいち)空曹長(48)▽第2航空団整備補給群(北海道・千歳)滝澤公昭(たきざわ・きみあき)空曹長(55)▽第4航空団飛行群第11飛行隊(宮城・松島)

>「国民の自衛官」公式サイト

特別協賛 航空新聞社

協賛 日本防衛装備工業会、防衛懇話会、タカラベルモント、ユニオン、リコルディ

選考委員 志方俊之・帝京大名誉教授▽井上和彦・ジャーナリスト▽高嶋巖・日本防衛装備工業会専務理事▽奈良信行・航空新聞社顧問▽乾正人・産経新聞社論説委員長▽五嶋清・同東京編集局長▽武藤伸樹・同新プロジェクト本部長

会員限定記事会員サービス詳細