日本スケート連盟は14日、来年2月の北京冬季五輪のスピードスケート代表を11~12月のワールドカップ(W杯)4大会と12月末の代表選考会(長野市)で選考する基準を発表した。各国・地域の出場枠は最大で男女各9。W杯で日本連盟が定めた基準を満たせば、男女各4人までが先に代表に決まり、残りは選考会の成績で選ぶ。
早期決定にはW杯で平均的に3位以内に入る必要がある。女子1500メートル世界記録保持者の高木美帆(日体大職)や同500メートルの小平奈緒(相沢病院)、男子500メートルの新浜立也(高崎健康福祉大職)らが想定される。
ショートトラックはメダル獲得を目指す男子5000メートルリレー、女子3000メートルリレーを重視して選ぶことを明記。9月下旬の全日本距離別選手権(長野県)、10~11月のW杯4大会などの成績で判断する。出場枠は最大で男女各5。