共和党の反トランプ派を続々登用 バイデン氏、フレーク前上院議員を駐トルコ大使に指名へ

演説するバイデン米大統領=9日、ワシントン(UPI=共同)
演説するバイデン米大統領=9日、ワシントン(UPI=共同)

【ワシントン=黒瀬悦成】米ホワイトハウスは13日、バイデン大統領が2013~19年に共和党上院議員(西部アリゾナ州選出)を務めたジェフ・フレーク氏(58)を駐トルコ米大使に指名すると発表した。指名された場合、上院の承認を経て就任する。

フレーク氏は財政規律を重視する「伝統的保守派」として知られる一方、トランプ前大統領の政治姿勢を一貫して批判。17年10月に上院議員として再選を目指さないと表明し、20年の大統領選では民主党候補のバイデン副大統領(当時)の支持を表明した。

フレーク氏はトルコ大使として、トルコがロシアから地対空ミサイルシステムを購入するなどしたことで悪化した、米国とトルコのの関係の修復に当たる。

バイデン氏の大使人事をめぐっては、トランプ氏と敵対した共和党のマケイン上院議員(18年死去)のシンディ夫人が今年6月、ローマに本部を置く食糧・農業関連の国連3機関の米大使に指名された。

バイデン政権としてはトランプ氏と反目する共和党の名前が知られた人物を大使に登用することで、「超党派」の人事を進めていることをアピールする狙いがあるとみられる。