10~12月生まれはアトピー発症率高い 山梨大

山梨大学は14日、10~12月生まれの子供のアトピー性皮膚炎発症率は、4~6月生まれの子供の1・2倍という、アトピーと生まれた月の関係の調査結果を発表した。海外の北半球の国では、秋や冬生まれの子供にアトピー発症が多いとの研究結果が報告されているが、国内での大規模な調査は今回が初めてという。

約10万人の子供を対象とした全国調査データを活用した。生まれてから3歳までに医師からアトピー性皮膚炎といわれたかを調査。1~3月生まれの発症率は11・67%、4~6月が11・19%、7~9月が12・01%だったのに対し、10~12月が13・46%と高く、4~6月に比べると1・2倍だった。

一方、日照時間や湿度など気象条件による発症率との関連性は認められず、今後も、アトピー発症に生まれた月の違いや環境がどのように関与しているかの研究を継続するという。

研究論文はこのほど英国科学雑誌「BMJ Open」に掲載された。