石井竜也さんの美術作品収蔵 茨城にテント倉庫完成

テント倉庫に収蔵されるユニコーンのオブジェと石井竜也さん(左から2人目)ら米米CLUBのメンバー=行方市宇崎
テント倉庫に収蔵されるユニコーンのオブジェと石井竜也さん(左から2人目)ら米米CLUBのメンバー=行方市宇崎

多分野で活躍する茨城県北茨城市出身のアーティスト、石井竜也さん(61)が制作に関わった立体物などの作品を収蔵するテント倉庫が、このほど行方市宇崎の体験型農業テーマパーク「らぽっぽなめがたファーマーズビレッジ」の敷地内に完成。見学に訪れた石井さんは「これらの作品を使い、この場所でコンサートができれば面白い」との構想を明らかにしている。

石井さんは、人気エンターテインメントバンド「米米CLUB」のボーカルでもあり、コンサートではステージを演出するオブジェなどの立体物の企画も担当。「工房へ出向き注文を付け、愛情を持って一つ一つ作っている。いわば自分の作品なので、おいそれとは処分できない」と語る。

しかし、ユニコーンなどをかたどった立体物は大きいもので高さ4メートルに達するものもある。東京都内の複数の倉庫へ分散して保管してきたが、「まるで倉庫代のために歌っているようだ」(石井さん)と賃料の高さが悩みのタネだった。

一方、同ファーマーズビレッジは脱炭素社会の実現へ向け、再生可能エネルギーの活用による地域農業の活性化などを目指している。メンバーのうち、石井さんら3人が茨城出身の米米CLUBも、このプロジェクトに賛同。さまざまな活動に協力しており、そうした縁で石井さんに作品を収蔵できるテント倉庫の提供を申し出た。