足利、石橋、栃木、足利大付がコールド勝ち 高校野球栃木大会5日目

【足利-足利清風】足利は一回、四球で出塁した2番・松田が4番・山地の犠飛で三塁から生還、先制点を挙げる=13日、宇都宮清原球場
【足利-足利清風】足利は一回、四球で出塁した2番・松田が4番・山地の犠飛で三塁から生還、先制点を挙げる=13日、宇都宮清原球場

第103回全国高校野球選手権栃木大会は5日目の13日、栃木県内の3球場で1回戦5試合が行われ、足利、石橋、栃木、足利大付がコールド勝ちを収めたほか、烏山も2回戦へとコマを進めた。一方、昼過ぎから天候が崩れてノーゲーム1試合を含む4試合が順延となった。

栃木県総合運動公園野球場(県営球場、宇都宮市)の第1試合で、烏山は一回に3点を先制、二回も長短打を組み合わせて3点追加した。リードを許した矢板中央も、五回に和気哲と平山が続けて適時打を放ち、八回には和気哲のソロ本塁打で追撃したが、届かなかった。

第2試合は先攻の大田原が四回、宇都宮白楊から先制点を挙げたところで降雨ノーゲームとなった。

足利勢対決となった宇都宮清原球場(宇都宮市)の第1試合は、足利が四回に打者一巡の猛攻で6点挙げるなど圧倒。足利清風は四回、中安打の世取山を得点圏へ進めたが、後続を断たれた。

第2試合は石橋が先発全員安打を決め、四回までに14安打15得点。宇都宮清陵も四回に渡辺の適時三塁打で1点を返したが、五回コールドで涙を飲んだ。

とちぎ木の花スタジアム(栃木県栃木市)の第1試合は、栃木が好機を逃さず得点を重ね、上三川に八回コールド勝ち。第2試合は、足利大付が黒磯南を2安打に抑え、五回コールドで退けた。(山沢義徳)

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