歌人の吉野秀雄は、昭和42年7月13日、65歳で亡くなっている。本日は吉野の号「艸心(そうしん)」にちなんで、「艸心忌」とも呼ばれる。
▼評論家の坪内祐三さんは、かつて毎日新聞に連載した「日記から 50人、50の『その時』」で、吉野の『病床日録』を取り上げている。「幸ひ秋空美しく晴れ上りて日本中のよろこびとなる」。引用したのは39年10月10日、東京五輪の開会式の日の記述である。
歌人の吉野秀雄は、昭和42年7月13日、65歳で亡くなっている。本日は吉野の号「艸心(そうしん)」にちなんで、「艸心忌」とも呼ばれる。
▼評論家の坪内祐三さんは、かつて毎日新聞に連載した「日記から 50人、50の『その時』」で、吉野の『病床日録』を取り上げている。「幸ひ秋空美しく晴れ上りて日本中のよろこびとなる」。引用したのは39年10月10日、東京五輪の開会式の日の記述である。