グーグル制裁金650億円 仏当局、記事使用料交渉で

米グーグルの看板=2019年5月、カリフォルニア州(ロイター)
米グーグルの看板=2019年5月、カリフォルニア州(ロイター)

フランスの競争当局は13日、米IT大手グーグルが自社サービスで使用する記事の対価支払いに関し、報道機関と誠実に交渉していないなどとして、制裁金5億ユーロ(約650億円)を科すと発表した。

当局は2020年4月にグーグルに対して誠実な交渉を命じていたが、グーグルが従わなかったと判断した。今回は2カ月以内に使用料の提案を行うよう命令し、守らない場合は1日当たり最大90万ユーロの追加の罰金を科すとした。

当局トップのイサベル・ドシルバ氏は「違反は極めて重大だ」と指摘し、命令が順守されるかどうか注視すると表明。一方、グーグルは声明で「決定に失望した。合意を目指す私たちの努力を無視している」と訴えた。

グーグルは今年1月、フランスの全国・地方紙などでつくる団体と記事使用料支払いで合意したと発表していた。(共同)