ミャンマーでコロナ拡大、1日5000人超感染 医療資源不足

ミャンマー最大都市のヤンゴン=5月4日(共同)
ミャンマー最大都市のヤンゴン=5月4日(共同)

ミャンマーの保健当局は12日夜、新型コロナウイルスの1日当たりの感染者が5014人になったと発表した。初めて5千人を上回り、過去最多を更新した。死者は89人。検査件数に対する陽性率は3割を超え、感染拡大に歯止めがかからない状況だ。医療用酸素の不足も深刻化している。

累計の感染者数は19万7227人で、死者は3927人。ミャンマーでは2月、国軍がクーデターで全権を掌握。医療従事者が抗議のため職務を放棄する「不服従運動」が続き、12日の検査件数は約1万4千でクーデター前の7割程度にとどまる。ワクチン接種も進んでおらず、実際の感染者数は発表を大きく上回っているとみられる。

最大都市ヤンゴンや第2の都市マンダレーでは外出自粛措置が取られている。国軍のゾー・ミン・トゥン報道官は12日の記者会見で「医療施設は満床で、新たに患者を受け入れる余裕がない」と述べた。(共同)