韓国の与党「共に民主党」は11日、来年3月の大統領選の党公認候補選出に向けて候補者を8人から6人に絞り込んだと発表した。李在明・京畿道知事や李洛淵元首相ら有力候補が順当に通過した。今後、6人による予備選を行い、9月に公認候補を確定する予定。世論調査では李知事が党内の顔ぶれではトップに立っている。
絞り込みは党員と一般国民に対する世論調査で行われ、梁承晁・忠清南道知事と崔文洵・江原道知事の2人が脱落。与党内では当初、9人が立候補したが、一部候補間で一本化が成立し、最終的に8人となっていた。
保守系最大野党「国民の力」も12日から候補者の登録受け付けを開始。党内の予備選を経て11月に公認候補を決定する。(共同)