大阪府警門真運転免許試験場(大阪府門真市)は10日、試験場で9日に実施された学科試験で採点ミスがあり、本来は不合格だった10~20代の受験者3人に誤って運転免許証を交付していたと発表した。府警は9日中に3人の免許証を回収した。
府警によると、採点ミスがあったのは9日昼に実施された普通自動車第1種運転免許の試験。この日、採点を行うシステムに不具合が生じたため、担当職員らが手作業で採点していた。
免許証を交付後、復旧したシステムを使って点数を再確認したところ、交付した137人のうち、3人が実際は不合格だったことが判明した。
府警の担当者は「再発防止につとめ、適切に試験を実施したい」としている。