九州3県に大雨特別警報 緊急安全確保24万5千人

大雨の影響で水がたまった道路をしぶきを上げて走る車=10日午前11時33分、熊本県人吉市
大雨の影響で水がたまった道路をしぶきを上げて走る車=10日午前11時33分、熊本県人吉市

活発な梅雨前線の影響で10日は九州を中心に猛烈な雨が降った。気象庁は鹿児島、宮崎、熊本3県の一部地域に大雨特別警報を発表し、土砂災害の発生に最大級の警戒を呼び掛けた。鹿児島県薩摩地方では同じ場所に大雨が降り続ける「線状降水帯」も形成された。九州の激しい雨は10日夕方まで続く恐れがある。

3県は地元気象台とともに一部地域に土砂災害警戒情報を発表。3県では計約24万5千人を対象に最も危険度が高い場合の避難情報「緊急安全確保」が発令された。避難指示を出した自治体も多い。鹿児島県では河川の氾濫や住宅浸水の被害が出た。

水位が増した川内川=10日午前9時59分、鹿児島県さつま町
水位が増した川内川=10日午前9時59分、鹿児島県さつま町
大雨の影響で水がたまった道路=10日午前11時33分、熊本県人吉市
大雨の影響で水がたまった道路=10日午前11時33分、熊本県人吉市
水位が増した川内川。左奥は宮都大橋=10日午前10時、鹿児島県さつま町
水位が増した川内川。左奥は宮都大橋=10日午前10時、鹿児島県さつま町

鹿児島県は出水市、薩摩川内市、伊佐市、さつま町、湧水町に災害救助法を適用することを決めた。特別警報は午前5時半以降、3県に順次発表され、午前11時45分には熊本県と宮崎県について大雨警報に切り替えた。

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