米トヨタ、「バイデン氏当選」反対議員への献金停止 報道受け

トヨタ自動車のロゴ
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【ワシントン=塩原永久】トヨタ自動車の米国法人は8日、2020年の大統領選でバイデン氏の当選認定に反対した共和党議員への政治献金を停止することを明らかにした。バイデン氏当選を認めない議員への献金を続けていると米メディアに報じられていた。

トヨタは声明を発表し、政治活動委員会(PAC)を通じ「民主、共和両議員を平等に支援している」と指摘。選挙結果に異議を唱えた共和党議員にも献金したことで「ステークホルダー(利害関係者)に迷惑をかけた」とし、献金停止を決めたと説明している。

選挙結果を認定する今年1月の議会手続きで、選挙不正を主張するトランプ氏に呼応して多数の共和党議員がバイデン氏の当選認定に反対。トランプ氏の支持者らが議会議事堂に乱入して5人が死亡し、選挙結果に反対した議員への献金を停止する企業が相次いだ。

米ニュースサイト「アクシオス」が6月下旬、1月以降もトヨタや通信大手AT&Tなどが問題の議員へ献金を続け、トヨタが突出していると報道。トランプ氏に敵対する共和党関係者のグループ「リンカーン・プロジェクト」が、トヨタを批判する内容の広告展開に乗り出していた。