渋沢栄一の「経済効果」8・2億円増 大河ドラマ影響

無料で使用できる渋沢栄一のロゴマーク(埼玉県深谷市提供)
無料で使用できる渋沢栄一のロゴマーク(埼玉県深谷市提供)

NHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」の主人公、渋沢栄一のロゴマークや肖像写真を使った商品の昨年度の売上額などを合算した「経済効果」が約8億8800万円に上ったことが、渋沢の出身地の埼玉県深谷市の調査で分かった。令和元年度の約6700万円と比べ、実に約8億2100万円もの伸びを示した。

市の担当者は「大河ドラマが放送されている影響で大きな経済効果が生まれている」と分析する。その上で「渋沢の肖像が採用された新一万円札が流通すれば、また効果が見込めそうだ」と期待を寄せている。

市は、申請をすれば無料で使用できる渋沢栄一のロゴマークを用意している。「経済効果」は、このロゴマークをパッケージなどに用いたお土産、野菜といった商品の売上額と、名刺をはじめとする非売品の制作費用を足し合わせて算出した。

内訳は、商品の売り上げが約8億6900万円、非売品の制作費用は約1900万円だった。使用申請があった市内外の208事業者を対象に調査し、150事業者から回答を得た。(中村智隆)

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