マレーシア首相辞任を要求、コロナ対策失敗と最大会派

ムヒディン首相(AP)
ムヒディン首相(AP)

マレーシア連立政権の最大会派、統一マレー国民組織(UMNO)は8日、最高幹部会議でムヒディン首相の即時辞任を求めることで一致したと発表した。新型コロナウイルス対策の失敗が理由と説明している。

新型コロナによる緊急事態宣言が続くマレーシアでは、7月下旬に国会が約7カ月ぶりに開会する見通し。会期中に不信任決議案が出れば、UMNOや野党の賛成で辞任に追い込まれる可能性がある。UMNO所属の閣僚らはムヒディン氏を支持しており、なお曲折がありそうだ。

8日未明に記者会見したUMNOのザヒド総裁は、新型コロナによる経済停滞で国民に負担をかけているとして「早期に新首相を選ぶべきだ」と強調した。

連立政権内での影響力低下とポスト配分に不満を持つUMNOは、これまでも早期の下院解散と総選挙を求めていた。(共同)