筧被告への賠償命令確定 連続青酸殺人 - 産経ニュース

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筧被告への賠償命令確定 連続青酸殺人

最高裁判所=東京都千代田区(鴨志田拓海撮影)
最高裁判所=東京都千代田区(鴨志田拓海撮影)

青酸化合物を使用した近畿の連続殺人事件で殺人などの罪に問われ死刑判決を受けた筧(かけひ)千佐子被告(74)に、被害者の遺族2人が損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(戸倉三郎裁判長)は筧被告の上告を退ける決定をした。6日付。計約2640万円の支払いを命じた1、2審判決が確定した。

2人は平成25年9月に死亡した兵庫県伊丹市の男性=当時(75)=の息子ら。犯罪被害者支援のため、刑事裁判の判決後に同じ裁判官が公判記録を使って判断する制度に基づき賠償命令が出たが、筧被告が異議を申し立て、通常の民事訴訟に移行していた。

1審京都地裁は筧被告が青酸化合物を服用させたと認め、慰謝料などの賠償を命令。2審大阪高裁も支持した。

刑事裁判では、最高裁が今年6月29日に被告の上告を棄却した。弁護側は判決の訂正を申し立てるとしており、退けられると死刑が確定する。