ワクチン接種券配送、半数超えの26自治体が完了 大阪府内43市町村 - 産経ニュース

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ワクチン接種券配送、半数超えの26自治体が完了 大阪府内43市町村

大阪府下で、64歳以下を対象とした新型コロナウイルスワクチンの接種券の発送を終えた自治体が26に上ることが8日、産経新聞のアンケートで分かった。府内43市町村のうち、半数以上が配布を終えたことになる。配布が完了していない自治体の多くもほとんどが7月中旬に発送を終える予定だ。ただ、ワクチン供給量の減少で接種スケジュールの見通しが立たず、変更を余儀なくされた自治体も多く、頭を悩ませている。

富田林市は6月29日に64歳以下の接種券を一斉に発送した。予約は7月13日から対象を基礎疾患の有無、年齢などで4区分に分けて受け付けていく。担当者は「高齢者接種を含めて順調に進んでいる。64歳以下の接種についても予定通りで準備を進めている」と話す。

堺市も6月末に発送を完了。基礎疾患のない50~64歳の接種は7月12日から本格的に開始する予定だ。

国からのワクチン供給量が減少しており、39歳以下の接種スケジュールは示せていないが、40歳以上のスケジュールには変更がなく、すでに入っている予約のキャンセルも行わない方針。永藤英機市長は「重症化、死亡のリスクが高い50歳以上には8月末までに、少なくとも1回目を接種してもらう」と話す。

一方、6月30日に接種券を一斉発送した東大阪市では、7月下旬分の供給量として市が希望した18万7200回分に対し、実際の供給は3万2760回分にとどまることが7月2日に判明。1週間分の接種量にも満たないため、3日、新規予約の受け付けを一時的に休止する対応に切り替えた。

野田義和市長は「市民に速やかにワクチン接種していただけるよう、ワクチン供給量の確保について、国や大阪府へ要望する」とのコメントを出した。

12日には接種券を発送し終える岸和田市も今月中の集団接種の予約を65歳以上に限定している。個別接種なら64歳以下でも受けられるものの、「65歳以上で予約がいっぱいの状況」(市健康推進課)という。予約を限定したことで同課には問い合わせの電話が相次ぎ、対応に追われるが、担当者は「64歳以下の集団接種をいつ始められるか、めどが立っていない」と声を落とした。