野党、例外なき無観客を要求　五輪ファミリーらも排除

立憲民主、共産、国民民主各党の国対委員長は７日、国会内で会談し、東京五輪・パラリンピックを開催する場合は例外なく無観客とするよう求める考えで一致した。その後、立民の安住淳国対委員長が自民党の森山裕国対委員長との会談で伝え、森山氏は野党側の考えを政府に伝達する意向を示した。

野党国対委員長会談後、安住氏は記者団に対し、国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）委員ら「五輪ファミリー」やスポンサーの招待客に関し「（新型コロナウイルスの）感染拡大を考えれば、そういう人たちがスタジアムで見ている姿は国民に理解が得られると思っていない」と述べ、例外を認めるべきでないと強調した。