<独自>五輪観客「上限5千人」案浮上 開閉会式無観客も - 産経ニュース

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<独自>五輪観客「上限5千人」案浮上 開閉会式無観客も

東京五輪の開会式が行われる国立競技場=6月26日午後、東京都渋谷区(鴨川一也撮影)
東京五輪の開会式が行われる国立競技場=6月26日午後、東京都渋谷区(鴨川一也撮影)

23日に開会式を迎える東京五輪をめぐり、観戦チケットの再抽選を発表した7競技について、完全な無観客は避け、上限を5千人に絞って観戦チケットを再抽選する案が浮上していることが7日、分かった。大会組織委員会関係者が明らかにした。

組織委では、野球やサッカーなど観客数の多い7競技について、重点措置が解除された後の観客上限となる「最大1万人」に絞った上で観戦チケットを再抽選する方針だった。

しかし、政府は新型コロナウイルス特別措置法に基づき、首都圏の1都3県に発令中の蔓延(まんえん)防止等重点措置を大会期間の8月上旬まで延長する方向で調整。8日の新型コロナ感染症対策本部で決定する方針だ。重点措置の発令中は、観客上限が「最大5千人」に限られる。

組織委は6月21日の5者協議で観客上限「最大1万人」と決まったことを受け、この枠内で7競技の再抽選を行う事務作業を開始。当初は基準を「5千人」に再設定して作業をやり直せば、23日の五輪開会式までに技術的に間に合わないとされたことから、7競技は無観客とする方向で調整していた。

しかし、組織委で再抽選の作業工程を精査したところ、「5千人」に対象を絞っても、開会式にぎりぎり間に合う見通しが立ったという。

ただし、先の東京都議選では、五輪の「無観客」を公約に掲げた地域政党「都民ファーストの会」が支持を集めたほか、公明党が感染の再拡大などを受け無観客化を求めている。政府はこうした声も見極め、9日にも開く5者協議で対応を最終決定する方針だ。

一方、開閉会式や試合時間が午後9時をまたぐ競技については、開催地の知事が求めれば無観客とする方向で調整している。

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