NY市長選 民主党予備選で黒人の元警官アダムズ氏勝利 AP通信

エリック・アダムズ氏(AP)
エリック・アダムズ氏(AP)

【ニューヨーク=平田雄介】11月2日実施の米ニューヨーク市長選に向けた民主党予備選で、AP通信は6日、黒人のブルックリン区長、エリック・アダムズ氏(60)が勝利したと伝えた。新型コロナウイルスからの復興や治安対策が争点となり、警察官出身の同氏が支持を集めた。

予備選は6月22日に投開票された。共和党は白人で自警団「ガーディアン・エンジェルス」を創設したカーティス・スリワ氏(67)が勝利している。

市選管が6日発表した暫定集計によると、民主党予備選1位のアダムズ氏の得票率は50・5%、2位の元同市衛生局長官のキャスリン・ガルシア氏(51)は49・5%。得票差は8426票。米紙ニューヨーク・タイムズは「まだ数千票が確定していないが、ガルシア氏が差を埋める可能性はほぼない」と指摘した。

連邦議会下院の急進左派オカシオコルテス議員が推薦した弁護士のマヤ・ワイリー氏(57)が3位、アジア系初の市長を目指したアンドリュー・ヤン氏(46)は4位だった。

アダムズ氏の政治姿勢は中道穏健派で、警察の人種差別解消を唱える一方、予算削減には反対してきた。